KATSEYEに2作目のドキュメンタリーが作られる。今回の作品は『Wild Hearts』というタイトルで、2026年8月12日に劇場公開される。これは新EP「Wild」の発売のわずか2日前だ。1作目のドキュメンタリー『Pop Star Academy: KATSEYE』は、2024年にNetflixで配信された全8話のシリーズで、彼女たちが世界規模のオーディションで選ばれ、グループとして結成されるまでを追った作品だった。今回の『Wild Hearts』はそれとは違う。配信シリーズではなく、実際の映画館で上映される、スマホやテレビ画面ではなく大スクリーン向けに作られた初めての作品となる。両作品とも監督はナディア・ハルグレンで、彼女が再びカメラを回してこの新章を記録する。2024年にデビューしたばかりのグループが、わずか2年でドキュメンタリー2作品というのは異例だ。ここまでの道のりを見ていこう。

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KATSEYE: WILD HEARTS Official Trailer, KATSEYE

KATSEYEはどうやってドキュメンタリーが作られるほど有名になったのか

本当のブレイクのきっかけになったのはGapの広告だった。2025年、KATSEYEはGapのキャンペーン「Better in Denim」に出演し、Kelisの「Milkshake」に合わせて踊った。この広告は公開から3日で4億回再生を記録し、Gapの売上を押し上げたとも言われている。なんとなく知られていたグループが、一気に誰もが話題にするグループへと変わる、まさにそういうバイラルの瞬間だった。

その後、Fendi、Glossier、Urban Outfitters、そしてState FarmのSuper Bowl広告など、ブランド案件が次々と舞い込んだ。2026年にはCoachellaにも出演。そして年末には、最優秀新人賞を含む2部門でグラミー賞にノミネートされた。

つまりわずか2年で、ほとんど誰にも知られていなかったグループから、映画化まで決まったグラミーノミネート組になったということだ。

数字で見るKATSEYEの人気曲トップ5

Spotifyの総再生数で見た、KATSEYEの人気曲トップ5はこちら。

順位 曲名 リリース日 最高順位 Spotify再生数
1 「Touch」 2024年7月26日 Global 200 58位 4億5490万
2 「Gabriela」 2025年6月20日 Hot 100 21位 2億5660万
3 「Gnarly」 2025年4月30日 Hot 100 82位 2億5560万
4 「Debut」 2024年6月28日 チャート圏外 1億5820万
5 「Gameboy」 2025年6月27日 Global 200 131位 8870万

ここでいくつか興味深い点がある。「Touch」は総再生数では一番多いが、実は本家Billboard Hot 100にはランクインしておらず、その一つ下の「Bubbling Under」チャートに入っただけだった。派手なチャートデビューではなく、ラジオやTikTokを通じてじわじわヒットした曲なのだ。一方「Gabriela」と「Gnarly」は、実際にHot 100入りを果たした2曲で、そのうち「Gabriela」の方が高い21位を記録している。そして彼女たちの記念すべき最初のシングル「Debut」は、今でもほとんどのアーティストが1曲で獲得する再生数を上回っている。

KATSEYEの本当に新しいところ

KATSEYEは、世界最大級のK-POP企業の一つであるHYBEが、ユニバーサルミュージックグループ傘下の大手米レーベルGeffen Recordsと直接組んで作り上げたグループだ。オーディション番組「The Debut: Dream Academy」から誕生し、世界中から集まった12万人以上の応募者の中からメンバーが選ばれた。そして結成当初から、KATSEYEはK-POPのシステムで育成されているにもかかわらず、K-POPではなく「グローバル・ポップ」として売り出されてきた。

本当の「初めて」はここにある。大手K-POP企業と大手アメリカレーベルが、あえてK-POPという枠の外に位置づけるという狙いを持って、これほど本格的にグループを作り上げたのはこれが初めてだ。それが長期的に成功するかどうかはまだこれからだが、これまでとはまったく違うビジネスモデルであることは間違いない。

KATSEYEにおすすめのVibeSyncedシーン

VibeSyncedでKATSEYEを聴いているなら、こちらがよく合う。

KATSEYEの曲を流して、ビートに合わせて動くビジュアルを楽しもう。

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