KATSEYEは2026年8月14日、3作目のEP「Wild」をリリースする。収録曲は6曲:「Pinky Up」「Animal」「Hootie Frutti」「Bel Air」「That Way」、そしてボーナストラックの「Unloveu」だ。

先行シングル「Animal」は新EPへの期待を大いに盛り上げている。7月24日にEPの2曲目の先行公開曲としてリリースされたが、ここに意外な事実がある。作詞作曲を手がけたのはエド・シーランなのだ。

え、エド・シーランがKATSEYEの曲を書いた?

そう、その通り。エド・シーランはSnow Patrolのジョニー・マクダイドと共に「Animal」を共作した。その裏話はとてもシンプルだ。エドは昨年、メキシコにいるときにKATSEYEの「Gnarly」を聴いて気に入り、純粋なファンとして本人たちに連絡を取った。曲を書かせてほしいと頼み、彼女たちがそれを承諾した結果生まれたのが「Animal」というわけだ。

なぜ「Animal」はエド・シーランの曲のように聞こえるのか

エド・シーランが書いたと知ると、「Animal」がいかにエド・シーランの楽曲と共通点が多いか気づかずにはいられない。例えば、「Animal」は彼の2021年のヒット曲「Shivers」と同じようなアップテンポなサウンドを持っている。

まずジャンルから見てみよう。どちらの曲も「ダンスポップ」に分類される。普通のポップではなく、あくまでダンスポップ、つまり歌うためだけでなく、体を動かすためのビートを軸に作られた曲だ。

次にビートそのもの。どちらの曲もテンポが速く、パンチが効いている。「Shivers」はおよそ毎分141拍。「Animal」はさらに速く、およそ150拍だ。テンポの範囲は近く、どちらも最初から最後まで大きくパンチの効いたビートを押し出し続ける。唯一の本当の違いは調性だ。「Shivers」は長調で、だからこそ終始明るく楽しい印象を与える。「Animal」は短調で、ダンスポップの曲であることに変わりはないものの、少しダークで鋭さのある雰囲気を持っている。

つまり同じ曲ではないが、同じタイプの曲であり、同じ人物が同じ手法で作ったものなのだ。

豆知識

エド・シーランは単に「Animal」をKATSEYEのために書いただけではない。自分自身で「Gnarly」を聴いて、先にこのグループのファンになっていたのだ。

「Gnarly」から「Animal」へ:KATSEYEはジャンルをがらりと変えた

ここからがこの話をさらに面白くする部分だ。KATSEYEのブレイクのきっかけとなったバイラルヒット曲「Gnarly」と、新曲「Animal」はまったく違う響きを持っている。というのも、実質的に同じジャンルではないからだ。

つまり1年ちょっとの間に、KATSEYEはキャリアの中で最も賛否両論だった刺々しい曲のひとつから、これまでで最もメインストリームでポップに寄り添った曲のひとつへと変化したのだ。「Wild」はそのポップなサウンドに傾いているようで、「Animal」がEP全体のトーンを決めている。

先行シングルに納得していないファンもいる

「Animal」がエド・シーランの曲にあまりにも似ていることを、すべてのリスナーが喜んでいるわけではない。Album of the Yearのあるユーザーレビューは、この曲を「2015〜2018年頃のエド・シーランのボツ曲」のようだと冗談交じりに評し、新鮮な2026年のポップソングというより、古いシーランのアルバムの余り物のように時代遅れに聞こえると述べている。

1曲に対する反応としてはもっともなことだ。しかし覚えておくべきなのは、「Animal」は6曲入りEPのうちの1曲に過ぎず、しかも外部のソングライターが書いた唯一の曲だということだ。「Animal」だけで「Wild」全体を判断するのは、予告編の一部だけで映画全体を判断するようなものだ。8月14日にEP全体がリリースされれば、KATSEYEが本当に向かっている方向がもっとはっきり見えてくるだろう。

KATSEYEに合うVibeSyncedのキャンバス

VibeSyncedでKATSEYEを再生するなら、こんなキャンバスが合う:

KATSEYEはおよそ1年で、トラップとハイパーポップの混沌から、エド・シーランが書いたポップソングへとたどり着いた。「Wild」は8月14日にリリースされる。KATSEYEが残りの曲でどの方向に進むのか、見届けよう。

「Animal」を流して、ビートごとに動くビジュアルを見てみよう。

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